こんにちは、発達障害克服カウンセラーの斉藤麻美です。
私は学生時代、ガリ勉の優等生だったので先生や両親に反発することはありませんでした。

要領が悪く、いつも足でまといと言われ、発達障害ではないかと言われるくらいだったからというのも理由の1つです。
自分が底辺だと思っていたので、誰かに意見を言える立場ではないと無意識に思っていました。

無意識というのは、改めて認識することなく、考えたこともなく、当たり前の事実と信じて疑わなかったということです。
何かわからないことがあって質問や相談すれば、そのアドバイスが必ず正しいものと信じて疑うことがありませんでした。
例えば、課題に打ちのめされたときは、とにかくやること、努力することが大切だとアドバイスをもらいました。
その通りだと思いました。
私は誰よりも努力家と言われてきましたし、自分でもそう思ってきたはずですが、なぜか努力が足りないという言葉は全くその通りすぎると自己嫌悪になっていたのです。

本当に努力が足りないのならば自己嫌悪になる理由はわかりますが、私の場合はとても矛盾しているのです。
物事を達成できない理由が努力不足だとすれば、努力すれば誰でも達成できることになってしまいますし、努力家な私はもう既に達成していることになり、とても矛盾だらけなのです。
規則、期限、約束は厳格に守っていました。

苦しいと思ったことはありませんし、破ることは罪悪感で苦しい思いをするので、厳格に守れたことは良いことですが当時は規則、期限、約束は破ることができることに気づかなかったのです。
どういうことかというと、支払い期限を破ることは不可能なことと思っていましたが、借金を抱えている人が存在していることは認識していました。
よく考えればわかることなのですが、そこまで考えたことがなかったのです。
例えば鳥の巣から落ちた雛が目の前にいる虫など(食料)の前で口を開けて待っていることがあるのです。
巣にいるときは親鳥が餌を運んできて、口に運んでくれるので、親鳥が餌を探してきて、巣まで運んできたことを知らないのです。

雛鳥がそこまで考えられないのは仕方ないですが、私たちは口を開けただけでは食べ物が口に入ることはないと知っていますね?
それと同じで借金を抱えている人は世の中にたくさんいますが、実際に借金をするのは不可能と思い込んでいたところがあります。
そんなはずはありませんが、幸い深く考えなければならない経験がなかったので、気付いたのは成人して何年も経ってからでした。
あなたもこういう矛盾を経験したことがありますよね?

よく考えればすぐにわかることですが、考えたことがないので、その単純な事実に気づかないのです。
私は規則、期限、約束を破ってしまうような緊急事態に出くわしたことがありませんでした。
当然お金がなければ支払い期限を守ることはできませんが、支払える範囲の買い物しかしなかったですし、想定外なことが起こる前提で対処してきました。
約束もできないことはしませんでした。
このような考え方、捉え方は優等生ですから良い面もありますが、悪い面もあります。
私は高校生のころ、両親から大学進学はダメ、就職しなさいと厳しく言われていました。
理由はお金がないからと聞かされていました。

あなたも似たようなことを言われたことはありませんか?
貧乏を装っている素振りや、実際貧乏なんだなという様子はあったのですが、大学に行くお金がないという事実は一切ありませんでした。
その証拠に国立大学にしなさいとか、一人暮らししなくて済むところにしなさいとは言われなかったのです。
実際に私立の中でも学費の高いところに進学し、一人暮らしもしたのです。

両親は学費が高いことを終始文句を言っていましたが、支払いが滞ることはなかったのです。
もちろん両親は本気でお金がないからだと今でも思っています。
無事に卒業したという事実が存在してもその矛盾に気づかないのです。
たとえ、どんなに頭が良くとも、学費を払わなければ卒業どころか、進級もできず除籍になりますが、その矛盾に気づかないのです。
このような勘違いは内容は違えどあなたもたくさんしているのです。
うちは親戚2人が不登校になりました。
その2人はほとんど義務教育を受けることなく、成人しました。

別の親戚は大学受験に失敗し、そのまま中年まで引きこもりです。
母はうつ病になりました。
大元は同じ親から生まれているので、考え方を受け継いで育てられているのです。
最近はメンタルの不調が多い時代になりましたが、多いと言っても大多数がという意味では全然ありません。
不登校や引きこもりの親戚を見て両親は私もそうなるのではないかと心配していたようなのです。
正当な言い訳としてお金がないことを出していたのです。
でも実は両親は努力の成果が出ない私が大学受験に失敗することを心配していたのです。
努力が報われないことが公になることを恐れたのです。
だから指定校推薦で大学に行くことになったのです。
高校時代、就活は簡単だと仄めかすことを言いながら、ちゃっかり大学卒業の際は就活に失敗する前提で話をされたこともありました。
都合が良すぎます。
あなたの人生はあなたのものなのです。
両親や上司が強要できることなど1つもないのです。
あなたも実際はそうとは限らないのに正当な理由をつけられ、もしくは正当な理由をつけることで諦めることを正当化し、できそうなことすら諦めていませんか?
発達障害があると何かを諦めたりしなければいけないわけではないのです。

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