こんにちは。斉藤麻美です。
先日、お店に行った際に外国人のスタッフに対応してもらいました。
しかし、どうやら日本語が正しく伝わらなかったようなのです。
きちんと理解したか、確認するためにというか、理解していないことが明白だったので別の言い方をしてみました。
しかし、2回ともわかったフリをされてしまったのです。
ごまかそうと必死なのが伝わってきてしまったのです。
その方は何とかやり過ごそうと必死なのですが、バレバレでした。
そのため、日本語がわかる方をお願いしたのですが、「大丈夫」の一点張りでした。
らちが空かないと思ったわたしは、自分で他の店員さんを呼ぼうとしたのですが、なんとその外国の方はわたしの呼ぶ手を遮って隠すようにしてきたのです。
結局店長さんに対応してもらったのですが、謝罪の言葉として日本に来て間もなく日本語がまだ不十分とのことでした。
しっかり日本語を勉強するよう指導しますと謝罪がありました。
あなたはこのような出来事があった場合どうしますか?また、どうすべきだったと思いますか?
この問題には多くの間違った問題点があると感じます。
まず、外国の店員さんがわからないことをうやむやにしたこと。これは当然なのですが、そもそもなぜうやむやにしてごまかそうとしたのでしょうか?
そもそも内容が特殊で、日本語が得意でも難しい内容だったのです。簡単に言い換えることも難しい内容でした。だからわからなくて当然の内容でした。
確かに、わからない当人にとっては難しい内容なのか、それとも簡単な内容なのか判断つきませんよね。特に自分に自信がなければ尚更です。
簡単な内容にすら答えられず、怒られることを心配しているのかもしれません。
でも、わからない事実がそこに存在していたら、何かしらの対処が必要なのです。
この場合は日本人のスタッフに対応してもらうことでした。
では、なぜそれができなかったのでしょうか。他のスタッフに確認するという対処の方法は知っているはずです。
でもそれは、怒られるかもしれないということです。
でもそれは本当に正しい考えなのでしょうか?
その外国のスタッフは基本的な日本語はできていたのです。全くできないのであれば日本で接客の仕事についているわけがないのです。
わからないことを確認することは悪いことではないのです。
悪いことと思っていること自体が間違いです。
あなたももし発達障害があるのであれば、躊躇してしまうこともあるかもしれません。
確かに何度も聞いていてもう聞きづらいということもあるかもしれません。
発達障害の方あるあるの出来事ですね。
でも今回の問題は、対処法さえ間違えなければ、そういう事態にはなり得ないのです。
後に店長が日本語教育をしっかりさせますと謝罪があったのですが、これも間違っていると感じます。
確かに間違ったことは言っていないのですが、店長と店員の関係であり、店長は日本語学校の教師ではありません。
そこまでする必要はないですし、数分で日本語がペラペラになるのなら教師はいらないです。
今回のことに限らず、発達障害があったり、あなたにとって自信のない事柄の場合でも適切な対処法というのは存在します。
今回の件は、わからないことはごまかさず、他のスタッフに相談して問題を解決すること、そして今回の不明点を明確にして改善しておくことです。
決して日本語ペラペラになるまで徹底的に教えることではなく、ピンポイントで教えるだけで良いのです。
このようにあなたも学校や会社でわからないことがあった時の対応は適切ですか?
何か言い訳をしてうやむやにしていないですか?頭が悪いから、要領が悪いからもっと勉強して経験を積むべきなどと評価していませんか?
このような抽象的な考えではなく、今現在起こっている問題に対して具体的な対策が必要なのです。
適切な対応を取れるようになるための方法は無料メルマガ「発達障害克服の方法」で発信しています。