こんにちは。斉藤麻美です。
あなたは忘れ物をよくしますか?
もし、注意してもなかなか忘れ物がなくならないようであればそれはADHDかもしれません。
ADHDは発達障害の1つです。
発達障害にはいくつもの種類がありますが、今回はADHDについて説明します。
ADHDとはAttention-Deficit / Hyperactivity Disorderの略で注意欠如・多動性障害のことです。
不注意、多動性、衝動性の3症状を主な特徴とする生まれつきの精神疾患で、神経発達症群の1つとされています。
発達水準からみて不相応に注意を持続させることが困難であったり、順序立てて行動することが苦手であったり、落ち着きがない、待てない、行動の抑制が困難であるなどといった特徴が持続的に認められ、そのために日常生活に困難が起こっている状態です。
多動には実際に落ち着きがなく動き回っているだけでなく、内面的に脳が上手に集中を保てておらず暴走してしまっている「多動」な状態も含まれます。
そのためADHDがあると日常生活を送る上で困難なことが多々あります。そのため、単に忘れ物が多いから注意しようと思うレベルでは対策が不十分なこともあるのです。
そのため、どんなに注意しても忘れ物が減らなかったり、不注意が続くようなら病院を受診した方が良いでしょう。
また、受診するだけでなく、学校や家庭での支援も重要になってきます。
ただ単に注意するのではなく、どうしてそのような事態になったのか、一緒に考え、実行できたら褒めるようにしましょう。
どうすれば忘れ物をしないのか、あらかじめ準備できるような環境を作りましょう。例えばホワイトボードに持ち物を記載したり、声出し確認をしたり、友人や同僚に必要なものを再確認するなどです。
また、トレーニングによって症状を改善させることもできます。
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