こんにちは、斉藤麻美です。
普段私たちは、言葉を使って生活していますね。

だからこそ、発達障害の克服にも言葉は大きな影響力を持つのです。
同じことを言っても、人によって意味合いはさまざまです。
発達障害があればなおさら、マイナス思考よりプラス思考の方が精神衛生上良いですよね。
でも単にプラス思考のフリをしているだけでは、発達障害の克服をするのには不十分なのです。
他人は騙せても、自分自身は騙せないからです。

しかも、言葉が発達障害の克服に与える影響は、あなたが思っている以上に大きいのです。
言葉は当たり前にできると思っていることと、難しいと思っていること、できないことをできる風にごまかしていることなどを正確に表しているのです。
例えば、女性が見栄を張って料理ができないにも関わらず、料理ができると言い張り、彼氏ができたとします。
女性が作ったお弁当が美味しければ美味しいほど、お母さんが作った可能性があるなんて話を聞いたことはありませんか?

一方で、中高生でも、家族の食事を毎日作っていて、当たり前に料理ができたり、毎日料理を作っている主婦なら料理ができるので、わざわざ料理ができると宣言することはないですよね。
もしも「料理ができる」という発言をしたとしても、それは料理スキルがあるということをわざわざ知らしめるために言ったのではないのです。
時間的に余裕があるという意味や、役割分担などで担当できるものを答えたに過ぎないのです。

私は料理があまり得意ではありませんが、母は得意です。ですから私の母もわざわざ料理が得意とか、料理ができるからすごいでしょという類の話をしたことがありません。
他には、パーティーに参加した際、医師を名乗る3人組に出会いました。
私も医療従事者であることもあり、出会って10秒で医師でないことを見抜き、嘘を認めさせました。
決定的なミスをしていたとかではないのです。
「俺たち医者なんだ、すごいでしょ」というオーラがただただすごかったのです。

本物の医者は普通のことと思っているのでそのようなオーラは出ないのです。
見栄を張っていることは、憧れているけれど持っていないものに使いますよね。
全く同じセリフを言っても、言葉の意図はいろいろです。
だから見栄や嘘のない言葉には、あなたの才能が隠されている可能性があります。

あなたの長所はあなたにとって当たり前のことなので、その貴重さに気づけていないことが多いのです。
宝の持ち腐れにならないように、その長所を再認識あるいは発見し、発達障害の克服に有効活用しましょう。
あなた自身が嘘や見栄を張った場合は、どうしてそこに嘘や見栄を張ったのか、その本質を考えてみましょう。
そのことに憧れなどがあるはずです。
医者と名乗った人たちは、医師免許を目指して勉強していたわけではありません。
きっと地位や名誉に憧れたのでしょう。
では地位や名誉はなぜ欲しいのでしょうか?
彼らはきっと女性にモテたかったのだと思います。
彼らが欲しかったのは医師免許でもなく、きっと地位や名誉そのものでもないのです。

あなたも嘘や見栄から本当に手に入れたいことは何なのかを探り、憧れのままではなく具体的に何をすれば手に入るのか考えましょう。
でも長所を有効活用する方法も、憧れを現実にする方法もわからないですよね。
わかっていたら、このブログに出会うこともないはずだからです。
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