こんにちは。斉藤麻美です。
あなたは悩み事ができた場合どうしますか?
特に発達障害特有の悩みは相手に理解されないこともあり、迷うことも多いはずです。まずは自分でよく考えますか?
それとも友達に相談しますか?それとも両親に相談しますか?それとも先生や上司ですか?
逆に知り合いに知られたくなかったり、話したくない場合はSNSなど匿名で相談することもあるかもしれません。
誰に相談するか、それとも1人で解決すべきか悩んだりもしますよね。
だって、相談する人によって結果が変わるかもしれないので、迷う気持ちはわかります。そして、相談したことによって逆に振り回され、もっと迷ってしまうこともあります。
そんなことを考えているうちにああしよう、こうしようなどと思考がループすることがあります。
このように思考がループすることはあまり良くありません。
なぜかというと、心理学的にいうと、よく考えているようで実際はあまり解決に向かっていないことも多いからです。
思考のループは同じことをああしようこうしようと悩んでいるだけで、実際は具体的な策がないのです。
特に発達障害の場合はワーキングメモリーが少ない場合も多く、頭の中だけで整理は難しいのです。
ワーキングメモリーとは、作業に必要な情報を、一時的に保存し処理する能力のことです。
例えば、10個のりんごがあったとします。Aさんに2個渡したら、残りが8個でBさんには残りの8個の中からいくつ渡すか、そして残りはいくつかと言ったように、渡した数と残る数を同時に考える能力のことです。
しかし、キャパオーバーになると頭の中だけでは考えることができません。
わたしたちの脳は思っているよりも不完全で、頭の中だけでは整理して物事を考えることができません。
ですから、ずっと同じことを頭の中でループさせるのではなく、紙に書き出すことがとても大切です。
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