こんにちは。斉藤麻美です。
あなたは周りの評価が気になりますか?周りの評価を気にするがあまり、萎縮して思ったように行動できないということはありませんか?発達障害がある場合は、普段から萎縮の連続になることはありませんか?
周りの評価は実はあなたが思っていることとは違う場合もあるのです。
わたしは、小学生のころ、学校でマラソン大会があったのですがサボっていると勘違いされていました。
普段から不器用なところがあり、発達障害だと言われることもあったのです。しかも、その意味を深く考えることもしなかったのです。
わたしは負けず嫌いで何事にも精一杯取り組むタイプです。マラソン大会の練習の際、先生に呼び出されなぜ手抜きをするのかと説教を受けました。
当然、全力で挑んでいるので、先生の言葉の意味はわかりませんでした。意味がわからないのにスルーしていた部分があります。意味がわからなくてもスルーしてしまうのは発達障害の人に多い特徴です。
しかし当然、全力で取り組んでいるので、手抜きはしていないと伝えたのですが、信じてもらえずかなり怒られました。
ビリから5人目くらいの成績だったので、結果を見てそう言っているのかなと思いました。全力で頑張っても足が遅いことを突きつけられ、惨めになりました。
でも、不器用なその事実をこれ以上突きつけられたくなかったので、嘘をついていないことを強調することはしませんでした。
一生懸命全力で走っているのにお前は不器用だ、足が遅いとバカにされたと思い、とても悔しかったのです。
一方、両親から体力を温存するためにゆっくりスタートして、ラストスパートでダッシュすることが何よりも大事と教えられていました。
スタートダッシュするなんてバカな真似はやめなよときつく言われていました。
しかし、先生に言われたことの悔しさと両親に言われたラストスパートが現実的に不可能であることを考えて、本番ではスタートダッシュすることに決めたのです。
するとビリ同然だったわたしが上位になったのです。
結局終盤の疲れ具合に差はありませんでした。しかも序盤の疲れ具合にも差がなかったのです。
所詮疲れずに走れるのは50m程度だったのです。陸上部などで運動部ではなかったので、体力は温存できず、ある時に使ってしまうべきだったのです。
本番後、また先生から呼び出され、やっと本気出したね。
やればできるんだからこれからは手抜きはしないようにと言われました。
悔しかったのですが、本気を出してビリ同然だということを知られたくなく、何も答えませんでした。
このように本気でやっていても不器用なために手抜きをしているように見られることは他にも多々あったのです。
発達障害がある場合はうなづける部分が多いはず。
ただ、結果を見れば確かに最善策を選択していなかった、最善策は何があるのかさえ、考えらえていなかったのは事実なのです。
見方を変えれば、手抜きはしていなくとも、最善策で挑んでいなかった事実は存在しているのです。
確かに、先生の態度は良いと言えるものではありませんが、なぜそのように判断されたのか、どうすれば勘違いされずに済むのかを考えることで実力アップすることができます。
手抜きをしていると勘違いされるということは、実力アップの秘訣が隠されているのです。実力に差はありませんが、ビリ同然から上位にランクインした結果は大きく違います。
実力はあればあったほうがいいですが、戦略を変えることでも結果は大きく変えられるのです。
その秘訣は永久無料メルマガ「発達障害克服の方法」で学ぶことあができます。発達障害の有無に関わらず、グレーゾーンや不器用な方にもちろん対応しています。