こんにちは。斉藤麻美です。
本日は観念についてお話しします。
観念とは、同じ物事でも人によって捉え方が様々なことを言います。一方概念は、誰もが同じ認識を持てる事柄のことです。
例えばりんごは食べ物であり、果物ですね。
これは誰がどう見ても食べ物であり、果物であるという事実なので、これは概念ということになります。
しかし、りんごが美味しいとか、まずい、皮を剥くのが面倒いった感想のようなものは、観念ということになります。
観念とはどういうものか分かりましたか?
このように観念はひとりひとり違う観念を持っているので、全く同じ話をしても捉え方は十人十色なのです。
そのため、良かれと思って言ったことも、嫌味に聞こえてしまい捻くれた解釈をされてしまうこともあるのです。
そのため、誰でもそうですが、過去の出来事を元に解釈する傾向があります。
発達障害の人は不器用な経験を思い出し、きっと次も失敗するだろうなどと考えてしまうのです。うつ病の人は特にマイナス思考癖があり、普通のことまでも悪いこととして捉える傾向があります。
逆に器用な人や成果のある人は、過去で成功できたから今回もできるだろうと考えるのです。
そこには、根拠があるようでないものもあるのです。
物事は積み重ねなので、前回と同じ内容はないです。
発展した内容であれば、前回とは異なる内容であり、解決できる保証などないのですが、ポジティブな人は根拠のない自信でやり遂げてしまうのです。
結果的に成果を出してしまうのです。
できる人は、勘違いから始まっていることが多いのです。
何事も最初から経験のある人はいません。ですから、差と言えば観念の差しかないのです。
できそうと思うか、できなそうと思うかで行動は変わってきます。
できそうと思う人は行動に移し、成果を出しますが、できなそうと思う人は当然ながら、行動しないため、できるようには永遠にならないのです。
できそうと思って行動に移す人も実は実績がないのであまり上手くできないのですが、試行錯誤を重ねてできなかったこともできるようにしてしまうのです。
要するにできる人は勘違いから始まっているのです。
できるという事実は存在しないので、できるという勘違いが発生しているのです。
勘違いですが、行動するのでいずれできるようになってしまうのです。
このように観念の違いだけで大きな差が生まれるのです。
そして1日1日の積み重ねが大きな差を生むのです。
できる人はすごく見えて、どうしたらそのようになれるのか複雑なことを考えてしまいがちですが、構成はシンプルで、1つ1つの積み重ねなのです。
私の友人は、営業成績が長い間上がらずに悩んでいたのですが、とりあえず目の前にいるお客様のことだけを考え、どうすれば喜んでもらえるかを考えて接客したそうです。
するといつの間にかトップの成績を上げていたそうです。
だからどんなことでもベテランになることに特別なテクニックなど必要ないのです。単純な内容なのです。
今日1日にどう過ごすのか、今この瞬間をどう過ごすのかが大事で、1つ1つの簡単で単純でシンプルな考えなのです。
その根本にあるのが観念なのです。
だから発達障害があっても、うつ病があっても、今この瞬間ポジティブな思考で何をどのようにすれば成し遂げられるのか考えましょう。
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