こんにちは、斉藤麻美です。
発達障害を克服する上で大切なことは、他人と比べることに意味がないことを理解して、比べないことです。

そんなのは当たり前と思うかもしれませんが、「比べること」の意味合いが違うかもしれないので「比べること」についてお話ししますね。
人は比べることによって優劣を判断し、メンタルが弱っていくことも多いと思います。
これは発達障害を拗らせる原因の1つです。
では、なぜメンタルが弱っていくとわかっていて比べてしまうのでしょうか?

人は社会的な動物なので、もともとそれぞれの強みや弱みを把握して補いながら、社会生活をして生存していくための本能の1つだったのです。
今でもその名残が残っていますが、生存本能として役立っているのではなく、マイナスに働くことが多く、発達障害も拗らせてしまうのです。
なぜ多くの場合、発達障害を拗らせたり、マイナスに働いてしまうのでしょうか?

比べるのですから、優劣の劣ではなく、優と感じ、優越感に浸って良い影響を与えることもあるのではないでしょうか?
もちろん、良い結果からモチベーションなどにつながることも多いでしょう。
でも本来、人は気にならないことを比べたりはしないのです。
優越感を感じたいことでさえも、マイナスな部分を見て見ぬふりをして、蓋をすることを目的としていたりするのです。

しかも無意識なことも多いです。
本当に気にならないことは、優越感さえ感じないのです。
例えば、成績が学年トップだったとしても、いつか抜かれそうとか、地頭の良さでは負けているな、とか人間関係は苦手だなとかと考えると劣等感を感じてしまいますよね。
優越感といえど、その内に劣等感を秘めていることはとても多いのです。

でも、例えば、極端な話にはなりますが、あなたが生まれ変わったとして、来世がゴキブリだったらどう思いますか?
人間が羨ましいと思うかもしれませんね。
でも実際、人間であるあなたがゴキブリと張り合って優越感を感じることはないはずなのです。
優越感に浸りたいのは、劣等感を隠したいからという防衛反応ということもあるのです。
あなたは人間である自分とゴキブリを比べて優越感に浸ることはないですよね。
当たり前な事実すぎるからです。
こんなふうに言うとゴキブリがかわいそうですね。
ごめんなさい。
でもこういうことなのです。
当たり前に持っていることは、優越感すら感じないのです。
だから比較するのはやめましょう。
そうすることが物事を達成する秘訣であり、発達障害克服の要なのです。

何を言っているかわからないかもしれませんが、それは事実なのです。
その理由が腑に落ちたとき、発達障害を克服する材料が揃うのです。
その理由と比べない習慣を作るコツは無料メルマガ「発達障害克服の方法」で教えていますので気になる方は下記のリンクよりご登録くださいね。