こんにちは、斉藤麻美です。
不登校のきっかけは何だと思いますか?

いじめられているから、先生が怖いから、朝起きれないから、勉強したくないから、発達障害や不器用で嫌な思いをしたくないから、嫌いなイベントがある日は行きたくないから、面倒だからなど色んな理由があると思います。
その中でも今回は発達障害が不登校のきっかけの場合についてお話ししますね。

発達障害があると不器用さのために、色んなことにつまづき、それが繰り返され、うんざりして学校に行きたくないと思ってしまうのです。
最近は大人の発達障害が流行っていますが、大人になってから発達障害を発症するわけではありません。
大人になるまで本人も気づきませんし、周囲も気づかないだけなのです。

本人は本人でみんなに共通する当たり前のことという認識なので、自分だけ大きな困りごと(発達障害)を抱えているとは思いもしないのです。
何でもそうですが、重症であればすぐに気づいてもらえますが、軽症だと誰も気づけないのです。
だから発達障害や不器用さがないか、何に困っているか把握し、どうしたら解決できるか親子と先生で一緒に考えましょう。

ではどんな時に気づかないものなのでしょうか?
例えば私は小学校2年生の時、担任の先生に呼び出され、「どうしてマラソン大会の練習で手を抜いているの?あなたはいつもそうやって手を抜いている、たまには一生懸命やりなさい」といわれたことがあります。
確かにマラソン大会の練習ではいつもビリ同然でした。
でも全速力で走ってその結果だったのです。
バカにされたと思いました。
でも仕方ありません。
全力で挑んでも結果だけを見れば手を抜いているように見える結果です。
でも当時しっくりこなかったのです。

「いつもそうやって手を抜いている」と言われる心当たりは1ミリもなかったのです。
でもある日突然、その理由がわかったのです。
それは40代になってからです。
気づくのに随分時間がかかりました。

そういえば、小学校2年生の運動会の盆踊りで何もできず、棒立ちしてとても恥ずかしい思いをしたことがありました。
もしかしたら担任の先生はそれをサボリと捉えたのではないかとふと思ったのです。
そうだこれだと思いました。
当時の担任の先生は22歳の新卒の先生です。
運動会の2ヶ月前に大学を卒業したばかりの前も後ろもわからないひよこの先生でした。

母はいつも、22歳の小娘に娘を預けることを毛嫌いしていました。
何で一回り以上年下の22歳を「先生」と呼び、敬ってペコペコしなければならないのか、子供に大事な子供を預けるなんてとんだハズレを引いてしまったとしきりに嘆いていたのです。
でも両親は何もしませんでした。
例えベテランだったとしても、意思疎通なくして相手のことを理解することはできません。
何も知らないところから始まり、マンツーマンで対処できない立場の先生だけでは限界があります。
だからこそ、何かあったときは両親に相談することを子供に教えるべきです。
頼りにしていないのならなおさら、担任の先生にも気になることがなかったか積極的に聞いて誤解がないようにすれば問題は減ったでしょう。
私は担任の先生にサボっていると誤解され、盆踊りやマラソン大会を克服するための助言をもらうチャンスを逃し、見捨てられたと誤解したのです。
助言は的外れだったのです。
このように、原因が違えば対処が違いますよね。
担任の先生も両親も対処を間違えたのです。
私は不登校にはなりませんでしたが、こういうことがきっかけで不登校になったとしたら、正しい対処を行うことで解決したり、ちょっとした違いで今後は未然に防ぐこともできますよね。
特に私の両親は担任の先生に失望しているにも関わらず、先生にできないことが自分にできるわけがないと思っていたのです。
本人は見捨てられたと思っていて、担任の先生はやる気のない子だと思っていて、両親は頼りない先生だと思っているのです。

こういう場合は意外と多く、後になって気づく大人の発達障害に多いのです。
もしも発達障害が原因であれば早急に問題解決した方が良いですよね。
でも、実際に自分の子のことになるとどんなところに気をつけたら良いかわからないですよね。
わかったとしても「わからないことがあったら聞くように」と言うだけではその真意を親も子も理解できず、発達障害をどのように克服するかわからないと思います。
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