発達障害克服ブログ

できることからやろう part2

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こんにちは。斉藤麻美です。






本日は前回に続いてできることから行うことが大切であることについてお話しします。







発達障害、ADHDがあるとできることからやろうとなかなか考えられないかもしれませんよね。







でもそれができる方法を紹介します。







ところで、今日のわたしの出来事についてお話しします。







わたしは今日家に虫が出ました。写真は気が引けたので、可愛いイラストにしてみました笑








実家は田舎なので、ときどき虫が出ていましたが、東京ではあまり縁がありませんでした。







わたしってこんなに虫が苦手だったっけ?と思うほど怖気ついてその自分にビックリしました。






玄関にあるスニーカーに大きな虫が止まっており、ビックリして悲鳴を上げました。






ゴキブリではなさそうですが、大きなゴキブリに似ていました。ビックリして10分くらい立ち尽くしてしまったのです。






あまり近寄って見れないので、スマホのカメラで拡大して見たのですが、虫の特徴をしっかり見れるほど近寄ることはできませんでした。











何の虫かわからないので、飛んだりするかわからず怖かったですが、ほとんど動かなかったので助かりました。





10分間どうしようか必死に考えました。退治してくれる人はいないので、自分でどうにかするしかありません。






友人は業者を呼んだそうですが、ゴキブリが逃げてしまって駆除してもらえなかったにもかかわらず、高額請求され、ぼったくられたと言っていたので、呼ぶべきではないと思ったのですが、一応業者を検索しました。





火災保険ならタダ?火災保険には結構お世話になっていて意外な利用もOKだったのでもしかしたら虫の駆除もできるかもという考えがよぎったのですが、ずっと監視しているのも時間がもったいないですし、どうやったら退治できるのか考えました。




幸いずっと靴にまとわりついていたので、袋で覆おって外に逃す作戦を思いつきました。





しかし、玄関にはペットボトルの入った重い段ボール、ゴミ、靴がありました。このままではスニーカーを袋で覆うことができません。






周りの荷物を動かすしかなかったので、1つずつ動かしました。虫が怖かったので荷物を動かすにも一苦労でした。虫から遠い荷物から順番に1つずつ移動させました。






手を最大限に伸ばしてなるべく遠くから行いました。






さっきできたのだからもう少し近寄っても大丈夫と思え、動かすことができました。重い荷物はそうはいかないので近寄って両手で動かしました。






障害物がなくなったので、透明なビニール袋で覆って一旦逃げ、地面との隙間がないようにしてスニーカーを袋に入れました。





そして、袋を持ち上げて口を閉め、袋を2重にし、遠くに運んで逃しました。






スニーカーが気に入ったのか、靴の中に入って出てこなかったので砂が入ったときの要領でトントンとして出しました。






しがみついてなかなか出てこなく、暗かったので見失っていたらどうしようと半泣き状態で必死にトントンしました。






すると虫が出てきて逃がすことに成功しました。







虫が苦手ではないあなたにとってはたかがむしと思うかもしれませんが、虫が苦手なわたしには必死でした。







虫を発見したときは、どうしたら良いかわからず絶望し、しばらく立ち尽くしどうすることもできないと思ってしまったのですが、できることからやってみようと思い、遠くの荷物から移動させました。







1つのミッションをクリアできたので、もう少しハードルが高いこともできるかもしれないという思いで実行しました。






荷物を1つ移動させたところで、わたしには虫退治できそうになかったのですが、これならできそうと思えるところまで、1歩ずつ近づき、家から追い出すことができました。






そこのあなた、笑いましたね??





わたしは本当に真剣だったのです。もしもこの虫を見失ったら靴の中にいるまま靴を履いてしまうかもしれない、寝ている間に顔の上を這っているかもしれないなど考えるとゾッとしました。






まさか自分で虫を追い出すことができるなんて思っても見なかったのです。




1つ1つ簡単なミッションからこなし、成功したのだから次のミッションもこなせるかもしれないから頑張ろうという思考過程は学校や仕事を行う上でもかなり重要な思考過程です。






あなたは普段、ある課題に直面した際にこの途中の過程、もしくは最初から諦めてしまうことは多くないですか?






特に発達障害やうつ病がある場合は自分にはできない、ダメだと思ってしまい、できることからやろうとすら思えないかもしれません。







できることだけやっても最後まで達成できなければその努力は無駄になってしまい、損だと思うかもしれませんが、途中までできたことも達成経験になるので無駄には一切なりません。






次はその経験をもとにそこまではできた自信があります。そして、その経験をもとに知識を増やすことで他の手段を考えるなど達成するための条件を揃えることができます。






但し、これらを達成できるのであれば、もうすでに達成しているはずです。では今までできなかったあなたには何が不足しているのでしょうか?




できることからやることが大切ですが、そのできることとは何かがわからないという点が挙げられます。





それを発見できるようになるためには、3つの能力が必要です。1つは脳の使い方、2つ目はワーキングメモリーを増やすこと、3つ目は観念を修正することです。




1つ目の脳には右脳と左脳があり、右脳はひらめきや直感を司っています。






左脳は論理的思考を担っています。この脳の役割を理解してバランスよく効率的に使うことで課題に対してできることは何かを考えることができます。







2つ目のワーキングメモリーは同時に複数のことを考え、実行するマルチタスクの能力です。






問題解決において何をどうすれば解決できるかという思考はまさにワーキングメモリーを増やすことで対処できます。





3つ目の観念は主観的な物事の考え方です。







マイナス思考だとせっかく脳やワーキングメモリーを鍛えても行動できず挫折してしまいます。その観念は誰でも簡単に修正することができるのです。

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