こんにちは。斉藤麻美です。
あなたはとっさの出来事が起きた際、どんな対応をしますか?災害が起きたとき、急に事故やトラブルに巻き込まれたときどう対処しますか?
特に災害はあなたが何か努力することによって発生自体を防ぐことはなかなかできません。
例えば地震の研究をして地震の発生のメカニズムから阻止する手段を発見できるかもしれませんが、少なくとも地震の研究に専念している必要があり、ほとんどの人にとって現実的ではありません。
また、事故やトラブルは事前に起きないように対策を立てることはできるものの、100%無くすことはできません。
そこで本日は何か問題が起こった際の対処法についてお話しします。
今回は水難事故を事例にお話ししますが、お伝えしたい内容としては、日常的な些細な出来事において今のあなたができる最大限の努力の仕方についてです。
特に発達障害やうつ病の場合は気後れや精神面でのストップがかかりできることもできない事態に陥っていることは非常に多いです。
本当はできることであるにもかかわらず、できないと思い込んで実行できないのは本当に残念です。
あなたの今目の前で問題が起こっていて結果を出すためにはハードルが高いと思ったとします。では、ゴールには辿り着けなくとも、何ができるか考えるようにしましょう。
そしてできることを段階的に1つずつ行うことが大切です。
では今回の事例についてお話しします。
以前テレビで見たのですが、川で遊んでいたところ、岩が動き、その岩に足を挟まれ身動きが取れなくなり、溺れる寸前の人を友人が救出したという出来事がありました。
水圧で岩はびくともしません。
当然救助は要請したのですが、水位は首元寸前で徐々に水位が上がっている状態でした。
1人は溺れている人を持ち上げ、顔が水面につからないように支えました。
他の人は水位が上がらないように上流からの流れを変えるように動きました。
どのように行なったかというと川の真ん中に中洲ができていたので、その中洲の真ん中を掘り、そこに水を流す作戦です。
救急隊が到着後はその人たちの作戦に加わって救助していました。
それによって水位は下がり、岩をどかすこともでき、救出できました。友人7人くらいで遊んでいたのですが、1人が全ての指示を出していました。
この事故のケースは、作戦を思いつくこと、マンパワーの両方が必要でした。
今回の内容は、救助要請をし、救出手段を考え、他のメンバーに指示を出しながら行動することです。
この考えを思いつき、実行するために必要なことは頭の良さでも、器用さでもありません。溺れた人を助けたいと思う気持ちがあれば手段を考えだし、決断、実行ができるはずです。
とはいえ、このような行動力を身につけるためにはひらめきやアイディアを思いつく練習が必要です。
ひらめきやアイディアは脳の片側、右脳が司っています。この右脳を効果的に使うことで、問題に対してできることから取り組み、最終的には結果を出すことができます。
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