こんにちは。斉藤麻美です。
集団生活の中では、必ず人間関係を築いていく必要があります。良い人間関係だけでなく、嫌いな人、苦手な人とも付き合う必要があります。特に発達障害やうつ病がある場合は強く出る傾向にあります。
これは避けて通れないのですが、少しでも良い環境で過ごすことは可能です。
1つは、嫌い、苦手という認識をなくすこと。好きになる必要はありませんが、無関心になるように観念を修正することです。
2つ目は変えられないものは変えられないと割り切ることです。
まず1つ目について説明します。今までも説明してきましたが、観念についてもう一度説明します。
観念とは物事の捉え方のことです。
同じことでも捉え方はひとそれぞれです。こんなにあると思うのかもうこんなにないと思うのかは人ぞれぞれですよね。
このコップの水がもうないと思うか、こんなにあると思うかで事実として認識しているものに差があったっり、違ったりするのです。
これは生まれ育った環境によっても大きく左右されてきます。両親や先生、上司、友人などあなたの取り巻く環境によって様々な観念が植え付けられてきました。
また、背景に発達障害が隠れていたり、2次障害としてうつ病を併発していることもありえます。
ですから、相手の嫌な部分にばかり目を向けるのではなく、良い部分に目を向けるようにしましょう。
例えばいつも怒られて怖い先輩がいるのであれば、嫌われ役を買ってでてくれてあなたのために尽くしてくれる部分を評価するようにしましょう。そうすることで嫌いだった感情が感謝に変わります。
また、このように捉え方を変える方法は観念の修正です。
一方何も感じない無の状態になることも1つの方法です。これは観念を捨てることに該当します。
良いか悪いかの判断すらせず、ありのままの事実を見るようにすることで変な解釈をしないで済み、人間関係は良好になります。
2つ目に相手は変えられないと諦めることです。あなたはあなた自身の行動を変えることができます。あなたの意思で変えることができるのです。
しかし、相手を全てコントロールすることはできないのです。確かに交渉などはできますが、全てあなたの思い通りにすることは不可能なのです。
不可能なことに時間を費やすことはとても無駄な時間です。
相手をコントロールしようとするのではなく、あなた自身が行動することで現状を変えるように努力しましょう。
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