こんにちは、斉藤麻美です。
本日は、発達障害を克服する上で大事な八正道についてお話しします。
八正道とは、8つの正しい教えのことです。

その8つとは、正見、正思、正語、正業、正命、正精進、正念、正定の8つです。
正見とは正しく見ること、正思とは正しく思うこと、正語とは正しい言葉を使うこと、正業とは正しい行動をすること、正命とは正しい生活をすること、正精進とは正しい努力をすること、正念とは正しい観念を身につけ、ぶれずに生きること、正定とは八正道の7つの事を守り、その中で生きて行くことです。
どれも大切な考えですが、その中でも特に正見が正しくできるようになると発達障害の克服に役立ちます。

というのは物事を正しく見れていないのに、正しく思ったり、正しい言葉を使ったり、正しい行動や生活、努力、観念で行動することはできないからです。
八正道は正見ができて初めて他の7つもできる可能性が出てくるからなのです。
正しく正見ができれば、他の7つも考え方は一緒なので、次から次へと発達障害克服への道が見えてきます。

だから発達障害の克服には正見が大事です。
例えば、「すごいね」と褒められたとしても、何か裏があると勘ぐったりすればマイナス評価をして自分はダメなんだと思い込み、試行錯誤して物事をやり遂げる可能性を奪うかもしれませんね。
逆に「すごいね」と言われることで傲慢になり、現状維持で十分と思えば今後の成長が期待できないかもしれません。
そうではなく、「すごいね」と言われたことに対して、「すごい」という事実だけを受け止めるのです。

そこに相手の観念や自分の観念は含めず、事実のみを認識するようにしましょう。
観念とは、主観的な物事の見方です。
相手や状況、文脈によって「すごいね」という言葉の意味は変わるでしょう。
大事なのは観念を通して見るのではなく、その言葉そのものの意味を正しく解釈することです。
あなたも相手も観念があるので、自分はもちろんですが、相手も言った言葉が現状を正しく表現しているとは限らないのです。

私は年上や身分が上の人、頭が良いと思っている人が言った言葉は全て正しいと思ってきました。
私は自分がダメな人間だと思っているので、自分の考えはたいてい間違いだと思ってきました。
特に発達障害がある場合は、なおさら自己否定をすることが多いので自分は間違っていると思い、自分を信じることができないのです。
確かに経験や実績がある人の方が正しい可能性はあるかもしれませんが、1つ1つの物事を正見するかしないかとは別物なのです。
正しい判断ができると正しい解決策が見つかり、発達障害克服のための試行錯誤ができるようになります。
間違った方法で試行錯誤してドツボにはまりたくありませんよね?

器用かどうかは才能ではなく、正しい方法を選択できる人こそが器用なのです。
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