こんにちは、斉藤麻美です。
あなたは作文が得意ですか?苦手ですか?

私は大人になっても小学生並みの作文だと先生や両親から言われて育ちました。
発達障害があるとコミュニケーションが苦手なことも多く、作文も苦手なことが多いのです。
作文を克服することで発達障害も克服することができます。

作文は1から全て作成するので、1問1答形式の問題に比べると何をどこまでわかっているか把握する材料になり、あなたの能力の多くを反映しています。
なぜならば、見えていない世界を書くことはできないからです。
発達障害の場合、見えていない世界が多いこともあります。
私は夏休みの宿題の日記に、「今日はお祭りに行きました。楽しかったです。」というような内容の日記を書いていました。

実際はもっと長いですが、具体性がなく、実際の年齢よりもずっと幼稚な文章でした。
これは大人になってもさほど変わらないほどでした。
私は、言葉の意味をあまり考えたことがないというよりも、そもそも言葉の意味を考える概念がなかったと言った方がしっくりきます。

発達障害がある人は、どうせ自分にはできないと思う傾向があるので、最初から諦めて解決策を考えるという行動をしないことが多々あるのです。
しかもそれは無意識で、本人は理解することに力を入れていると思い込んでいるのでタチが悪いのです。
例えば、私は社会のテストで裁判は何審制ですかという問題があり、数字を入れる問題を解いたことがあります。
大抵の人が解いたことがある定番の問題ではないでしょうか?
答えはもちろん3審制です。

実際は2審制が大半のようですが、それは一旦置いておいて、テストでは3審制と答えますね。
これはバッチリ覚えており、忘れたことはないのですが、意味をわかっていなかったのです。
裁判は最大で3回審議できるという意味ですが、審議できる回数を問うているということ、その回数が3回であることも両方理解していなかったのです。
恐ろしいことに多くの事柄についてこのようなことが起こっていました。
物事を深く考えたことがなかったからです。
これは発達障害が原因とも言えるのです。
あなたもおバカな失敗をした時に、よく考えればわかることなのになぜ、考えなかったのだろうという経験はありませんか?

頭が弱いとか発達障害だと言われたことがある人の多くは、よく考えればわかることをうやむやにし、1問1答形式で丸暗記してしまい、このようなことが起きます。
発達障害を克服するためには例えば、私が普段行っているダンスはとても良い教材の1つです。
体の動きは非常に細かく、さらに正しいタイミングで踊らなければならないので、どこがどのようになっているか部分的には教えてもらっととしても、大部分は自力で具体的に考えなければ先に進めないからなのです。
ダンスに限らず何でも良いので、このように具体的に考えなければならない事柄を日常生活に取り入れることは発達障害克服のトレーニングになります。
日記や作文などを書く際は具体性を増すようにしましょう。
先ほどの夏祭りの例ですと、花火や屋台、踊りやイベントなどどんなものがあってどんなところが面白かった、あるいはつまらなかったのかを理由を明確にしながら書くことで語彙力が上がります。

私たち人間は何事も言葉を通して行っているので、物事を具体的に考え、語彙力を鍛えることで発達障害を克服することができます。
作文や日記に限らず、普段から頭の中で考える思考も具体的に考えるようにしましょう。
私は言葉の意味を考えるという当たり前の概念があまりないことをもっと早く自覚したかったので、あなたにはそんな思いをしてほしくありません。
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