こんにちは。斉藤麻美です。
本日は、すぐに諦めないことの大切さについて、お話しします。
あなたは、過去の経験から、今回もダメだと思って諦めてしまうことはありませんか?
実はその過去の経験と、同じような結果になる確証は、どこにもないのです。
確かに、できる人はいつもできているし、できない人はいつもできていないので、疑いたくなる気持ちはわかります。
人は、そんなにすぐには変われません。
でもそれは、本当にそうなのでしょうか?
例えば、うつ病の人がたった1日で立ち直ることは難しいと思いますよね?
様々な治療をしても、なかなか治りません。
しかし、ある日突然、記憶喪失になった場合、その瞬間からうつ病は治ってしまうのです。
楽しい記憶はもちろん、辛い記憶も一切ないのですから、うつ病になりようがないのです。
そして、トラウマなど負の感情がないわけですから、物おじせず行動できるのです。
不安なく行動できるため、すぐにダメだと諦めてしまう概念すらないのです。
逆に、記憶喪失が治ると、またうつ病になってしまうのです。
このように考えると、あなたが過去の経験からジャッジしている判断は、間違いなのです。
過去の結果と今は、別々に考えることができるのです。
また、別々に考えることで、純粋にどのようにすれば解決できるのか、という解決策も考えることができます。
一方で、過去の経験に囚われてしまうと、できないと決めつけてしまい、解決方法を模索する段階まで、辿り着けず、できないという結果をうんでしまうのです。
発達障害の場合は特に、過去の経験から、すぐに諦めてしまう傾向にあります。
それは、見方を変えると解決策を考えることなく、解決策を発見するチャンスを捨てている、ともいえるのです。
発達障害の場合は、何度やってもできない、と決めつけてしまうのです。
でもその努力の仕方は、本当に正しいですか?
同じことを繰り返しても、それは失敗を繰り返しているだけなので、意味がないのです。
但し、何度やってもできなくてそれで良いのです。
それでいいので、ある程度回数をこなして、反復練習や反復学習をしましょう。
その反復の中で、何度も行ううちに、間違いや失敗に気づくことができるからです。
その間違いや失敗に気づくことで、それを改善するためには何が必要かわかるようになります。
ですから決して、気づきがない思考をしてはいけません。
例えば、どうせ自分なんてできないのだ、発達障害だからだ、才能がないからだ、不器用だからだ、学ぶための環境が整っっていなからだ、お金がないからだ、時間がないからなどと、あなたはできない理由を見つけようとしていませんか?
必要なのは、できない理由を見つけることではなく、できるためにはどうすれば良いのか、何が不足しているのか、どこがどんなふうに間違っているのか考えたり、探すことです。
わたしは、いつもダンスの振り付けで、どうしてもできないところがあった場合、何度も何度も、繰り返し練習しています。
繰り返すことで、細かいところまで、目を向けることができるようになるからです。
それによって、どこがどのように違うか、細かい視点で見れるようになるのです。
そして、あなたが限界を感じた時がチャンスです。
その理由は、改めてその物事について、考え直すチャンスだからです。
このように、諦めないための方法をお伝えしてきましたが、それができたら苦労していませんよね?
本日述べてきたことが、できないのには理由があるのです。
頭の中であれやこれやと考えることには、ある程度能力が必要なのです。
頭の中でああでもない、こうでもないと様々な考えを巡らせるためには、頭の中で考える視野の広さが必要なのです。
この視野の広さがないために、複雑な思考ができない場合が多々あります。
これはマルチタスク(ワーキングメモリー)を増やすことで対処できます。
その方法は、無料メルマガ「発達障害克服の方法」で教えていますので、下記のリンクからご登録ください。