こんにちは。斉藤麻美です。
本日は発達障害とイメージ力の関係についてお話しします。
発達障害の人は発達の凸凹があり、さまざまなことに問題を感じていることが多いです。
この発達の凸凹が原因で起きているのです。
では、発達の凸凹とはなんでしょうか?
得意なものはとても得意ですが、苦手なことはとても苦手な状態です。
得意分野を活かして生活すれば、問題ないように感じますが、環境などの問題から、得意分野のみで生活するのは、多くの人にとって難しいことなのです。
また、1つの事柄の中に、得意な部分と苦手な部分が混在している場合、得意分野を活かせず、苦手分野のみ表出してしまうのです。
このように発達障害の場合、発達に凸凹があるので、イメージ力が特に弱い人や特に強い人がいます。
本日はイメージ力が弱い発達障害の場合、どんなデメリットがあるのか、どうすれば問題解決できるのかについてお話ししていきます。
たとえば、あなたが初めてカレーライスを作るとします。
そのとき、どうやって作りますか?
レシピを調べますか?
学校の調理実習や料理教室、料理番組、YouTube、母に教えてもらうなどいろいろあります。
そのとき、どんな風に学びますか?
たいていはお手本を見ながら学びますが、箇条書きの説明のみに着目し、お手本を一切見なかったらどうでしょうか?
にんじん、じゃがいも、玉ねぎを切ると書いてあった場合、どこまで説明してあるでしょうか?
皮剥きは?切り方は?
細かく書かれていたとしても、指示された内容と同じ風に切れるでしょうか?
もちろん、料理経験やカレーライスを食べたことがあれば、大体のイメージはできるかもしれません。
しかし、カレーライスとはどんなものか、具材とはどんなものなのか、見当がついていない場合はどうですか?
カレーライスを知らないということは、なかなかないと思いますが、それはカレーライスだからです。
今回は多くの人が、知っているものを題材に選びましたが、学校や社会ではそうでないことも多くあります。
あなたが、知らないことを学ぶ前提で考えてみてください。
文章で書かれたレシピでは、解釈が1つにならず、いろいろなパターンが生まれるので、統一されたカレーライスを作るのは、難しいと思いませんか?
さらに料理過程をイメージすることは、禁止とします。
さらに、じゃがいも、にんじん、玉ねぎというものが何かを知らなかったとします。
どういう状況かわかりづらいかもしれませんが、テスト勉強などは知らない単語など、そういうことよくありますよね?
その場合、レシピが分かりずらいですし、時間が経ったら、すぐに忘れてしまいそうです。
何が言いたいかというと、内容にもよりますが、イメージすることで円滑に物事を進めることができるのです。
しかし、イメージが全くできない人は、脳の病気の人を除いてまずいません。
例えば、りんごを思い浮かべることは、ほとんどの人にとって、簡単にで切ることです。
りんごが目の前になくても、りんごを知っていればイメージできます。
それと同様に、夢も普通は、映像で映し出されます。
出来事が小説のように、文字の羅列になることはあまりないはずです。
このように、脳の病気など以外は、基本的にイメージができるのです。
しかし、そのイメージ力には鮮明さに、大きな差があると知っていますか?
稀に映像を写真に撮ったように、詳細に記憶できる人がいますが、それ以外の普通の人でも、個人個人のイメージ力には、大きな差があるのです。
どのようにイメージしているか、その方法自体も同じとは限りません。
りんごをイメージする場合、結果に大差はないように感じるかもしれませんが、難しいものをイメージする場合は差が出ます。
たとえば、りんごよりも複雑なイメージ力を必要とする、ダンスではどうでしょうか?
ダンスは、苦手な人が多いです。
ダンスは、センスがよくないとできない、恥ずかしいからできない、などという意見をよく聞きます。
このようにセンスの有無で、ダンスの上手さや上達スピードに差が出ます。
このセンスの部分に、イメージ力が関係しているのです。
イメージできない場合は、カレーライスのレシピを明確にすることすらできません。
ましてや、カレーライスを作ることはできません。
ですからイメージ力を鍛えることで、発達障害の問題を克服して、器用になることができるのです。
このイメージ力の鍛え方は、学校でも社会でも、あまり習ったことがないと思います。
このイメージ力の鍛え方については、右脳を使ったトレーニングが必要になります。
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