こんにちは、斉藤麻美です。
あなたは正見という言葉を知っていますか?
正見とは正しく真実を見ることです。

誰でもそうですが、発達障害がある人は特に物事を正しく見れず、いつも運が悪いとか才能がないとか思いがちです。
正見とは、あなたの主観的な価値観で物事を見るのではなく、事実のみを見ることです。
主観的な価値観はプラス思考なものとマイナス思考なものがありますが、ほとんどがマイナス思考から発生するのです。
偏った考えで可能性を狭めないために正見することは有効です。
だから発達障害を克服する上でとても大事なポイントになるのです。
ところで、ゴールデンウィークはどこかに出かけたりしていますか?

私は、高校1年生のゴールデンウィーク中の平日に定期テストがあり、最悪でした。
最悪と思うということは主観的な価値観ですから、思うこと自体は悪くありませんが、ゴールデンウィーク中の平日にテストがあったという事実のみを見ることが大事な考え方です。
マイナス思考をやめてプラス思考にすることは大事ですが、本日は一旦置いておいて、マイナス思考になったらそのままでも良いので、正見をできるようにしましょう。
主観的な価値観とは別に、事実を認識することは、発達障害を克服する上でとても大切な視点になるからです。
テスト前日のゴールデンウィークにキャンセルできない予定があり、勉強できないことにかなり強い罪悪感がありました。
この強い罪悪感も主観的な価値観ですね。
発達障害があると特にこだわりが強く、考え方が偏るのも特徴の1つですね。

ゴールデンウィークが終わると名簿順に数学のテストが返されました。
なんと42点だったのです。
人生の終わりだと思いました。
これも主観的な価値観です。

テストの点数そのものを正見することが大事です。
私は数学だけが得意で中学では満点の常連でした。
そんな私がはるかに点数を落とし、42点とは・・・。
人生に絶望しました。

もう私には何も残っていない。
発達障害があるとこんな風に思ってしまうことは多いかもしれませんね。
優秀な成績を取っているうちは良いですが、何事もずっとは無理です。
ですから発達障害がある場合は特に正見が大事になるのです。

正見ができると物事を客観的に捉えることができ、一喜一憂することなく、冷静に問題解決の方法を探ることができます。
私の名前は「斉藤」ですから私の後にもテストが返却された人も結構います。
この時間は本当に地獄で生きていく気力も失いました。
発達障害があると1つのことに執着し、他のことも考えられなくなる傾向があります。
そして全員にテストが返却され、平均点が伝えられました。

平均点は24点です。
「??????????」
意味がわかりませんでした。
最高点は42点です。
え?私はクラス最高点だったの?と意味がわからず混乱したのです。
落ち込んだのは一瞬でしたが、自信があるはずの数学さえ、信じられなかったのです。
今回はすぐにクラストップという種明かしがありましたが、何年も事実に気づかなかったらどうなると思いますか?
多くの物事に挑戦することなく、断念するようになってしまうのです。

例えば模試では数学でさえ、良い成績を収めることができず、すっかり自信をなくしてしました。
だから保守的な大学選びをしましたが、大学入試では数学は満点で合格しました。
出題される問題のレベルは学校によって違うからです。

模試では、大学受験をする全員を的確に判定する必要があります。
難関校のA判定とB判定あるいはE判定の差が生まれるような問題を出題しなければなりませんね。
模試ではそういう問題を落としましたが、入試では片手間でも満点が取れるほど簡単な問題しかありませんでした。
でもそれは私にとってです。
倍率10倍以上でしたから、きっと差がつく問題で、多くの受験生は難しいと感じたのでしょう。
模試で点数が取れなかった理由は、記憶力が著しく低く、定期テストのような狭い範囲にしか対応できなかったからです。

これは発達障害の特性が原因で、今は克服して記憶力が上がったのでいろんなことが簡単になりました。
だから正見をし、事実を見極めるようにしましょう。

でも、理屈は簡単でも実行するのは難しいですよね。
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