こんにちは、斉藤麻美です。
あなたは物事を正しくみることはできますか?

そんなの当たり前にできることと思いましたか?
わざと間違った見方をすることは普通しないので、普通にしていれば正しく物事をみれると思っているかもしれませんがそうとは限らないのです。
特に発達障害があると物事の見方が偏ったりして正しくみれないのです。

ある物事が簡単か難しいかと聞かれればどちらか判断するでしょう。
料理をしたことがなければ料理は難しいかもしれませんし、毎日料理をしていれば簡単かもしれません。
九九の予習をしている小学生なら九九を難しいと思うかもしれませんが、普通の大人なら大抵簡単と思うでしょう。
このように同じ事柄でも経験などによって簡単に感じることも難しく感じることもできるのです。

発達障害があれば普段から諦め癖がつくなど、難しく感じることも増えているかもしれません。
では初心者なら必ず難しいのでしょうか?
確かに経験者に比べると難しいのは事実ですが、初心者でも簡単と感じることはできます。
何を持って簡単とか難しいとか感じるのでしょうか?

仮に難しかったとしても簡単と感じることは可能なのです。
初心者ならば今は何もわからなくとも、努力をすることで達成できるという見通しが見えれば、見通しが立てられることを簡単と表現することもできるからです。

発達障害があろうがなかろうが、全ては捉え方次第なのです。
物事を達成するための見通しを立てることは、どんなシチュエーションでも大切です。
見通しを立てることができればどんな難しいこともたちまち簡単に見えてくるからなのです。
何事も1段ずつ階段を登るように取り組むことで不可能だと思えることも可能になります。
憧れの人がいたとして、どうしたらあのようになれるのだろうと考えるだけでは、なかなか達成できません。

あなたと憧れの人の間に雲泥の差があればなおさら、結果だけを比べる思考では、その方法を発見することはできないのです。
パズルのピースを1つ1つ埋めるように1つ1つの方法を考えてみましょう。

でも考えてもその方法はよくわからないかもしれませんよね。
私はある時、「そんなに難しく考えないでもっと簡単に考えたらどう?」と言われたことがありました。
ちょっと意味がよくわかりませんでした。

そんなに難しく考えた事実がないからです。
難しいのは事実ですが、難しすぎで何をどこから考えたら良いかよくわからず、フリーズしてしまったのです。
その姿を見て難しく考えすぎていると捉えられたのかもしれません。
何をどう考えたら、最初の1歩を踏み出せるのか全然わからなかったのです。
いきなり飛躍的な成長ができないことは誰でも知っており、途中の段階を経ないでゴールを目指すことはほとんど無理なことです。
でもだからといって最初の一歩の踏み出し方もよくわからないのです。

テキストなどには大抵その段取りが説明されていますが、それは1例にしかすぎないのです。
特に発達障害がある場合は、1人1人考え方も個性的なので、王道の方法ではうまくいかないのです。
しかも王道の方法の第一歩は発達障害の人にとっては第一歩ではなく、いくつも先に工程のように感じたりします。
王道の第一歩に進むための過程も詳しく説明してもらわないと理解できないことが多いのです。

その理由は発達障害があると見えている世界が違うからです。
見えている世界が違うのであれば当然アプローチ方法も変わってきます。

発達障害がある場合、第一歩が掴めないの理由の1つはワーキングメモリーや知覚推理の能力が劣っている点です。
ワーキングメモリーとはマルチタスクを行う能力のことで頭の中で同時に複数のことを考える能力のことです。
知覚推理とは目で見たものを具体的に判断する力です。
これらが劣っていると、問題解決能力が低くなってしまうのです。
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