こんにちは、斉藤麻美です。
あなたはどんなことが気になりますか?
学校の成績や学歴、仕事の業績、肩書き、容姿、スタイル、運動神経、人間関係、家族構成、環境、趣味、あらゆる能力など、あげたらきりがありませんが、あなたはいくつくらい気になることがありますか?
どれが1番気になりますか?

逆に気にならないこと、考えたこともないことなどはどのくらいありますか?
発達障害でこだわりが強い場合、興味の範囲は狭いことがありますが、劣等感の観点からは気になることが多くなります。

気になることはそれについて観念があり、全く気にならないことには観念がありません。
観念とは、主観的な物事の見方です。
例えば、すごいねと褒められた時に嬉しく思ったり、調子に乗ったり、逆に褒めることで何か裏があるのではないかと疑心暗鬼になるなど、内容や人によって感じ方はさまざまですよね。

発達障害があると、いろんなことに失敗することが多いので、その失敗経験から多くのことが気になるようになる傾向があります。
このように捉え方の違いは、主観的な物事の見方の違いです。
このことを観念と言います。
何気なく言った言葉が相手を深く傷つけることはよくありますが、これは観念の違いなのです。
その時にそういう発想もあるんだ、とただ思うときもありますが、そんな発想があり得るのかと驚くこともありますね。
普通の人が努力せずに当たり前のようにしている姿を見ると、努力をしてもうまくできない発達障害の人は傷つくことも増えるかもしれませんね。
「40までにしたい10のこと」というドラマを昨日見たのですが、40までにというのは40歳までにということなのですが、男性同士の職場恋愛がテーマのドラマです。

職場に隠して交際していた2人ですが、とうとう同僚にバレてしまいます。
同僚は「男性同士の恋愛に偏見はないから大丈夫だよ」と言いました。
咄嗟に2人は交際を否定し、偏見がないという人が1番偏見があると思わないか?と言ったのです。

本当に偏見が1ミリもないのなら、偏見という発想自体しないのです。
その証拠に男女の恋愛に偏見があるという人はあまりいませんよね。
世間的にそういう風潮があるので仕方のない面もありますが、どんな事柄もそうです。
普通の人は、当たり前にこなしていることを発達障害の人は苦戦して、劣等感を感じることは多いです。

気になることほど強い観念を持っているのです。
発達障害があると、問題が起きやすいのでいろんなことに観念を抱きやすいです。

だから自信をなくして、挑戦さえしなくなるという負のループに陥ってしまうのです。
負のループは、発達障害以外でもいろんなところで起こる可能性がありますが、どれも抜け出すのは大変ですよね。

AをするにはBが必要で、BをするにはAが必要だからです。
これ、本当に苦しいですよね。
この悪循環を抜け出す方法は、無料メルマガ「発達障害克服の方法」で教えていますので、下記のリンクより登録してくださいね。