こんにちは。斉藤麻美です。
本日はある物事について、他人と比較して優劣をつけることについてお話しします。
わたしたちは競争社会の中で生きてきているので、小学校のころから優劣をつけられることが当たり前になっていて、他の人より優秀な人が良く、出来が悪いことが悪いと教えられてきました。
生まれた年代によってゆとり教育を受けるなどの差はあるものの、優劣が一切ない環境ということもないのです。
また、周囲の人たちが優劣をつけなくとも、自分自身で優劣をつけていることもあります。
日常的に無意識的に優劣をつけていることさえあります。
特に発達障害やうつ病などを抱えている場合はその傾向が強くなります。
これは発達障害やうつ病があるから優劣をつける傾向が強いとも言えますが、優劣をつける癖が強いからこそ発達障害やうつ病があるとも言えるのです。
確かに発達障害は先天的な要素が大きいので後天的な優劣の癖の影響はそんなにあるの？と思うかもしれませんが、とても影響するのです。
成績が良い人、悪い人で比較するからあなたの成績が悪い場合は劣等感を感じますが、例えば身長を比較したらどうでしょう。高い、低いのどちらの方が良いかはあなたの主観によって変わってくるのです。
どちらが良いとも言えないですし、そもそも関心すらなく、どちらでも良い場合もあるかもしれませんね。
このどちらでも良いという感覚をなるべく多く持つことがメンタルを保つ上で重要になってきます。
関心がない場合は、努力する必要がないということではないです。
どちらでも良いという感覚を持ちながら努力することが大切です。
先ほどの身長の話ですが、身長が高い人が存在するからこそ、低い人が存在するのです。わたしは身長が低いのですが、海外に行けばそうとも限らなくなるのです。
世界の女性の平均身長は160.4cmで、女性の平均身長が最も高い国はオランダで170.5cm、最も低い国はグアテマラで148.7cmで20cm以上も差があります。
このように何を基準にするかによって優劣は変わってくるのです。基準が変われば優れているものが劣っているものにもなり得ますし、逆に劣っているものが優れているものになる場合もあるのです。
そしてその優劣の判断はあなたの中に存在しているのです。
確かに、成績など数値で表れるものも多くありますが、平均点だったから良かったと思うのか、９９点で1点落としているので、悪いと思うのかによっても差があります。
そのため主観的には、必ずしも99点の方が優秀で、平均点だった人の方が劣っているとは限らないということです。点数において、順位自体は99点の人の方が上ですが、平均点の人の方が満足度が高い場合もあるのです。
もちろん劣等感を感じることで次回はもっと努力しようというモチベーションが生まれることは事実ですが、劣等感を一切感じなくともモチベーションを保つことはできます。
劣等感を一切感じずに、モチベーションを保つことは最終的に発達障害やうつ病を克服して問題解決につながるのです。優劣をつけて劣等感を感じてしまうことが足かせになることは多いのです。
では優劣で判断しないためには何が必要でしょうか。物事をありのままに見る力が必要です。〇〇ができていないという点について自分はダメだと思わずに、事実のみを認識し、改善策を考える思考力が大切です。
例えばチューリップの球根を植えたはずなのにチューリップが咲かず、ひまわりが咲いたとします。
そこで、あなたは能力がなく、ダメだと劣等感を抱くのではなく、チューリップの球根ではなく、間違えてひまわりの種をまいてしまったからチューリップの球根を植え直そうと考え、行動に移すことが大切です。
物事をありのままに見ること、観念を通さずに見ることが大切です。観念とは主観的な考え方のことです。
この観念について修正したり、手放すことによってネガティブな発想は一切なくなります。物事について優劣をつけるのではなく、事実のみを認識することができるのです。
そうすることによって行動が変わり、結果にも大きな変化が現れるのです。
この観念の修正や手放しの方法についてはメルマガで教えていいます。
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