こんにちは。斉藤麻美です。
先日、生まれつき両足がない状態で生まれてきた人の番組を見ました。
両親はその子供に「できない」はいわないと決めていたそうです。
とても前向きでポジティブに育ちました。このような人の話を聞くと何不自由なく生まれてきた人はそれだけで幸せなことです。
自分は不器用だからダメだというのは、傲慢なのです。
両手、両足がない人の前でも同じことが言えるでしょうか。
手がない人は、手先が不器用かどうかさえ判断する材料がないのです。手がないために普通の人よりできないことが多いはずですが、それを不器用とは言いませんね。
逆に普通の人と同様に立ち振る舞いをしていたら、すごい、器用などと言われるはずです。
ですから、発達障害があっても、不登校でも、うつ病でも、それを言い訳にせず、打開策を考えることで道は開けます。
番組で見た彼女は、いろんなことに挑戦したそうです。テレビで体操選手を見て、体操をやりたいと言ったのです。普通なら、身体に問題がなくても不器用ならば怖気ついてしまうこともあると思います。いいえ、器用な人でも怖気つくかもしれません。
しかし、彼女はどうしたら体操ができるのか考えました。足がないからできるわけがない!ではなく、どうしたら体操ができるのか考えたのです。
発達障害があっても、不登校でも、うつ病でもこの考えができれば道は開けるのです。
できるわけがないと考えたら、その先できるようになることはなく、できないという事実になってしまうのです。
しかし、どうしたらできるのかと考えることで、次へ次へとできるための情報へと辿り着けるのです。
体操の場合はパラリンピックはなく一般の人向けしか存在しなかったのです。
きっと挑戦する人もいなければ無理だろうという考えがあるからそういう環境は一切作られなかったのです。
しかし、彼女は違いました。パラリンピックがなければ一般枠ですれば良いのだと考えのです。
そして、トランポリンのように反発を使う競技であればできると考えたのです。
しかし回転し、立ち止まる際、足がないと止まることがとても難しいです。
そのため、腹筋の力をとても使います。
ですから腹筋を鍛えることはもちろん、どうやって腹筋を上手く使うのかを研究して、一般枠でとうとう3位にまでなったのです。
この話を聞けば五体満足であるのに、不平不満を言うのは傲慢と言えるのです。
また、仮にあなたの身体の一部がなかったとしてもそのことを言い訳にした時点で成長は見込めなくなる可能性があるのです。
逆にどうしたらそのハンディキャップを乗り越えられるのか、考えることで道が開けます。
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